本日はタイムワーナーインタラクティブ（当時はテンゲン）のメガドライブソフト『スラップファイト』が発売されて24周年です！
本作は同名の東亜プランのアーケード用の縦スクロールシューティングの移植ですが、発表されてから発売までかなり掛かったタイトルとしても知られ、その間に東亜プランからテンゲンへ販売元が変わった曰くつきソフトでもありますが、それだけ時間が掛かっただけあって移植クオリティや、ほぼ新作といえるオリジナルモード追加で、非常に満足度の高い仕上がりでした。
数年前にレトロPC&レトロゲームの同人イベント、第一回マイコンインフィニットPRO68kにてメガドライブ版の開発を担当したマインドウェア（当時はMNMソフトウェア）の市川さんから当時の話をうかがったことがありますが、その中で興味深かったのは『究極タイガー』をメガドラに移植したくて東亜プランにお願いしに行ったらすでに先客がいて、代わりに『スラップファイト』を移植するよう東亜プラン側から提案されたようです。もしマインドウェアが『究極タイガー』を作る話になったら、それはそれで興味深い話です。それだけトレコのメガドラ版究タイは色々と惜しい出来だった…（汗）
メガドライブ版『スラップファイト』は東亜プランがコンシューマから撤退する直前まで東亜プランで出す予定だったようで、同社はチラシを作成するほどは売る気はあったようです。ただ、92年頃になると東亜は諸事情でアーケード一本でやっていくことになり、メガドライブ版の発売は一旦見送りになったようです（おかげで引き継いでくれる販売元を探すのが大変だったとか）。![イメージ 2]()
東亜プランといえば、一部で東亜は格闘ゲームが嫌いだからシューティングばかり作ってたみたいな噂も聞きますが、実際はそうでなく、市川さんの話によると（東亜プラン社員であった）上村さんをはじめとした東亜スタッフは『ストリートファイターII』（カプコン）を中心に格闘ゲームにハマってたんだそうで、決して格闘ゲームが嫌いだから出さなかったわけではないんだそうです。ただ、時代にあったゲームを作ることができず、それが倒産に繋がったのかも知れません。対戦格闘のインカムに対抗するために難易度上昇で台の回転率を増やすのでは初心者はますますシューティングから離れていきますからね…。
まあ東亜は一応格闘ゲームは作ってはいだんですけどね…プレスリーが主人公のアレとか。
●本日のパシフィコ横浜でAKBイベント![イメージ 3]()
一日しか使えないチケットの上、他人に譲ることができない（名前と住所がチケットに印刷済み）ので、これだけ余らせて会場を撤収。いくら大井町から横浜まで近いとはいえ、長時間待つのはこの年齢になるとシンドイな…