今から20年前にあたる1994年はメガドライブ末期で、個人的にもメガドライブでもっとも盛り上がった時期だったと思います。
そんなところで、本日は以下メガドライブ(メガCD)ソフトが20周年を迎えます。
せっかくなんで今回の記事はそんなタイトルに適当にコメントを書いて紹介したいと思います(笑)
●バーチャレーシング
1994年のメガドライブといえば、やっぱこれでしょう!このソフトのために開発されたSVP(セガバーチャルプロセッサー)のおかげで、ノーマルのメガドラ本体では表現出来ない高速なポリゴン表示は圧巻でした。今では何とも思わないですが、4つの視点切り替えができるのも当時は新鮮で、意味なく切り替えたユーザーも多いと思います。
ただ、SVPのコストが掛かりすぎて、バッテリーバックアップによるタイムアタックの保存ができないのが当時は指摘されました(バックアップをつけるとメガドラ2と同じ12,800円になる可能性があったので断念したらしい)
●ゲームのかんづめvol.1&vol.2
オンラインソフトの先駆けともいえる『ゲーム図書館』でかつて配信されたタイトルを収録したソフト。
当時はゲーム図書館を利用していなかったので『ファンタシースターIIテキストアドベンチャー』の収録は嬉しかったのですが、タイトルの通りテキスト中心で、グラフィックは最低限なものしか表示されないので、個人的には期待はずれ。でも『フリッキー』の収録で帳消し(笑)
●ベア・ナックルIII
メガドラ人気ベルトスクロールアクション最終作。中ボスが使えたり、技が増えたのはよかったのですが、賛否が分かれる悪趣味系のサウンドや、明らかに軽くなった効果音、テンポがやや悪くなった展開など、前作よりも評価を落としてしまいました。
セガの3作目は評価を落とすのはジンクスと当時の『BEEP!メガドライブ』に書かれていましたが、それでも『ゴールデンアックスIII』よかはマシかと(笑)
●バンパイアキラー
コナミの人気アクション『悪魔城ドラキュラ』シリーズのメガドライブオンリーの番外編。スタート時に性能が異なるキャラを選べるのと、ステージが城内だけではなく欧州全土で展開するのが特徴です。
発売当時の評価は低く(BEEP!メガドライブの読者評価では10点満点中6.5点)、秋葉原で35,000円のプレミアがついた今では再評価されているということは、定価分の価値はなくって、プレミア価格分の価値はあるというわけかな?実際に3万以上出して購入した人で悪い評判を聞いたことないし(笑)
ある意味、発売当時に定価以下で買った人は負け組で、高い時に買った人は勝ち組のような気がしてきた…
●F1サーカスCD
通称「サーカス円盤貴公子」。おわり。
というわけにはいかないけれど(笑)、発売当時、実は上記の『バンパイアキラー』よりも人気があったのはこちらだったりします。
『バンパイアキラー』はよくも悪くもない微妙な立ち位置だったので発売直後は盛り上がることはなかったのですが、こちらはそのカリスマ性から、メガドライバーの間で「サーカス円盤貴公子」と呼ばれるほど、誌面で数ヶ月読者ページを賑やかせました。
なので、『バンパイアキラー』がプレミア価格で買えない人はこいつを購入して
「おれはバンパイアキラーよりも圧倒的に人気のあったソフトをやってるんだぜ!」
とみんなに自慢しましょう!(皮肉)
とゆーか、この「サーカス円盤貴公子」が書きたくて今回の記事を書いたぐらいで、とにかくこのゲームは最高なのです!レースゲームとして微妙でも全然OKです!何せプレミアソフトの『バンパイアキラー』よりも(当時は)人気あったのですから(笑)
本当に最高なのは、自車が止まると全ての車が一斉に止まるPCエンジンの『F1パイロット』ですが、他機種なのでここでは語りません(笑)
今思えば「サーカス円盤貴公子」を名付けたBEメガのライターさんは凄くセンスがあると思います(笑)
●ハイムドール
個人的にメガCDソフトで入手に苦労したタイトルの一つ(ちなみに最後に入手したメガCDソフトは確かAYAだったと思う)
クォータービューの探索型RPGで、戦闘シーンは画面が切り替わってリアルタイムのバトルモードに突入するのが特徴です。
一応プレイはしたのですが、買った当時しかプレイしていないので印象は薄いです。入手に苦労しただけに、手に入れた途端満足しちゃったんでしょうね、当時十代だった私(笑)
それにしてもメガドライブソフトの記事を書くのは楽しいなあ。今やるとつまらないと思うけれど、当時は無我夢中でメガドラにハマっていた青春時代なだけに、買ったソフトはどれも思い入れがあります。
と書くと、全てのメガドラソフトに思い入れがあるように感じるなあ(笑)
そうそう、『バンパイアキラー』の品薄さを「メガドラ末期だから」とコメントするサイトをよく見かけますが、それが本当なら同じ発売日の『バーチャレーシング』の出荷本数も抑えているわけで、どうも信用性がないな、と思います。
次世代機であるセガサターンの発売日はここから半年以上空きがあったわけで、サターンのためにこの時期からお金を貯めていた人はあまりいなかったと思います。サターンにはどんなソフトが発売されるかどうかも、この時はまだわかっていなかったし。
何よりも、当時は品薄と騒がれたこともなかったので、それだけ『バンパイアキラー』が全く話題にならなかったことがわかります(笑)