先週、千葉の介護福祉養成学校が定員割れどころか、入学者一人という学校もあったというニュースをたまたま見たんだけれど、記事の内容が酷いよね。
>福祉教育を充実させてそのやりがいや重要性を訴え、イメージアップを図りたい
介護の仕事はきつくて給与が安いのに、それを「充実のある職場」「やりがいのある仕事」「アットホームな雰囲気」というブラック企業の求人ではおなじみのコピーを学校側ではなく、県自ら謳っているのはアホすぎるよね。高い学費払って資格とって、それに見合わない収入じゃ滅んで当然。ボランティアと思ってやっていかないとやってられないでしょ
●今日で捨てましょう
という断捨離をテーマにしたテレビ東京のバラエティ番組があったんだけれど、先日放送分は旦那が保管してたガンプラを妻と娘が捨てさせようとする悪趣味な内容。詳細は面倒なので書きませんが(汗)、オタクに結婚しろ子供を作って家庭を築けと散々煽ったあげく、命よりも大事なコレクションを捨てられるのだから、大黒柱はこうあるべきだ!と主張する古き昭和人の言い分は老害の戯言にしか聞こえないんですよね。まあ昭和はB29を落とすのに竹槍で対抗するしかなかったほどの物がなかった時代だけに、今のようにモノが充実している時代についていけない可哀想な人なんだろうけれど(適当)。
それはそうと、過去に何度もバンダイが権利を持つガンダムシリーズを放映しているテレビ局がバンダイの商品を捨てさせる番組を放映しちゃまずいだろ、と思うのですが(汗)
話は変わって日曜は休みじゃなかったんだけれど、夕方は時間が空いてたので高田馬場ミカドに向かいました。
目的は先日稼働が開始されたハドソン(現コナミデジタルエンタテイメント)の『スターソルジャー バニシングアース』。1998年というほぼ昭和に稼働された縦スクロールシューティングです。
ハドソンが本作を企画した際に「シューティングが死んだのは弾幕に走ったからだ!(要約)」と、初心にかえって撃ちまくりの爽快感を重視に作ったと思ったら、むしろ敵の撃った弾を跳ね返してそれを当てるボーナスの方が熱くて、本来の意図とは違った作りになってしまった感は否めませんが、これはこれで面白い。キャラバンシューティングの系譜として遊ぶと別物すぎて、そちらかというとシューティング風のアクションという感覚ですね。ファミコンの『サマーカーニバル'92烈火』(加賀テック)みたいな。
でも、弾幕シューをDisっといてご本人はそれ以上に爆死したのだから、むしろ弾幕シューのおかげで延命されたんじゃないかと思うけれど、それでも納得しない人向けにバニシングアースの出回りが悪いのは外国人の買い占めによる海外流出が要因とも考えれる…という仮説を言っておくか(笑)
ミカドに行ったもう一つの理由がカルチャーブレーン(当時は日本ゲーム)のオリジナルタイトル第一弾(と思う)『モンスターゼロ』。
デモ画面を見る限り固定画面シューティングだと思ったのですが、メインは横スクロールシューティング。当時のアーケード事情を知らないので1982年の他のゲームと比較して判断はできないのですが、コナミデジタルエンタテイメントの『スクランブル』の翌年の作品として見ると、本作の背景はあたり一面真っ黒でかなり地味な作品だな、というのが正直なところ。むしろ『スクランブル』の方が一歩時代を先取りしてたのかも知れませんね。
なおミカドではオールドバージョンとニューバージョンが同時稼働してましたが、ニューバージョンはオート連射仕様だったんですね。1982年当時としては珍しい仕様ですが、オート連射が80年代に定着しなかったのはゲームは手連してナンボという印象が当時のゲーマーにはあったんでしょうね。昭和人は努力・根性・気合で生きてきた人種なので成る程とは思いましたが、気合で乗り切っていた時代であっても商業で出した攻略本できちんとした攻略法を書かずに「気合で避けろ!」で片付けるのはいくらなんでも無茶だろゲーメストさん!とは思った(爆)
●エイリアンソルジャーって海外では要らない子だった?
トレジャーのTwitterの公式アカウントより。
メガドライブユーザーに神格されたトレジャーも、そのトレジャーが開発しメガドライバーカスタムと自称した『エイリアンソルジャー』(販売元:セガ)さえも、海外では発売が認められない程の評価だったのか…一応、欧州では発売されたものの数は極少数でしたし…。本作の関連作(グラスソルジャーシリーズ)ともいわれるニンテンドー64ソフト『罪と罰~地球(ほし)の継承者』(販売元:任天堂)も海外では未発売だったので(後にWiiVC版として海外でも配信された)、今の評価はともかく、当時のトレジャーの世間的な評価はこんなものだったのかと思うとかなり寂しい。いや、日本でもエリソルは大して売れなかったけどな!
そういえばゲハでカプコン&トレジャーの最強コラボが話題になったニンテンドー3DSの『ガイストクラッシャー』が初週で数千本の爆死と煽ってたけれど、トレジャーファンはおろかセガ贔屓の人たちの人気を持ってしてもそれ以上に売れなかったエリソルの事情を思えば大したことないない。まあ本体の普及率の差や、エリソルの発売時期がサターン発売後という事情はあれど(汗)
●天下布武スーファミ版
最近諸事情でスーファミの『戦国の覇者 天下布武への道』(バンプレスト)を探しているんだけれど全然見ないなあ。上の画像はゾンアマのものを拝借したんだけれど、そういえば今まで売ってるところさえも見た記憶がない…。通販ではいくつか見つかるものの、どれも裸で、しかもやや高めの価格。
元がゲームアーツのメガCDソフト『天下布武』の移植ということで、当時チェックしてはいたものの気付いたら存在自体忘れてしまって今に至りますが、まあ忘れるほどの興味しかなかったと(汗)
これも戦国時代とレトロゲームに興味を持ったガイジンが買い占めて海外に流出したのが要因でレアになったのかも知れませんね…おそるべしガイジン勢…