先週の金曜の夜にNHKで放映された高田馬場ゲーセン・ミカドを観たんだけれど、店員さんの仕事といった裏方の話は一切なく、ミカドに通うゲーマーのドラマを追った番組構成でした。というかイケダ社長がコンマ1秒たりも登場しないのは渋い(笑)
主に対戦格闘ゲームに明け暮れるプレイヤー中心の話でしたが、アタリ『マーブルマッドネス』をプレイする51歳サラリーマンや、撮影3日目の開店前に使われた曲がコナミのバブルシステムの起動ミュージックだったのが、昔ながらのゲーマーにはポイントかと(笑)
お互いの名前を知らないながらも4年間戦友として付き合いが続いている者、会社が休みなのに仕事に行っていると嫁に嘘をついてミカドに向かう者、眼科にゲームを控えるように言われながらも筐体が自分の居場所だと語る者、これだけ人が集まるゲーセンだけにたくさんのゲーマーのドラマがあるのですが、ミカドみたいな昔ながらのビデオゲームが置いてあるゲーセンは文化として残して欲しい(みたいなニュアンス)と熱く語っていた外国人ゲーマーは特に印象に残っています。海外の人から見ても、ミカドは聖地みたいなものなんだろう。だから番組名は伝説のゲーセンとしたんでしょうね。
しかし、年下の同僚のためにレトロゲームを探しているサラリーマンがいたけれど、明らかにアレな存在のエミュ台のことを話をしていたのはミカド的には大丈夫だったのかと気になって気になって仕方ありません(汗)
30分ほどの短い番組だったけれど、なかなか面白かった。普段のミカドは見慣れているけれど、こうやってテレビで、しかもNHKで流れているのはなかなか新鮮だったし。たまにはミカドに行くか!
ミカドついでに、ミカド店長が作曲で関わったタノシマスの『アカとブルー』がアーケードで出るんだけれど、ネシカではなく基板(EXA基板)売りと聞いて少し驚いた。
ゲーセン側としてみればネシカは一台の筐体に複数のゲームができるから無稼働の筐体を最小限に済む事ができるけれど、メーカー側としてみればインカムだけが全てなので、基板売りの方が利点がある場合もなるんだろうなあ。特にシューティングなんて格闘ゲームよりもインカムが弱いから尚更なんだろう。
それにしてもシューティング基板なんて数年ぶりの販売だから、個人で買う人も出てくるんだろう(笑)
先日の日曜朝放映の『がっちりマンデー!!』の昭和特集でもミカドをやっていたんだけれど…取り扱っていた昭和ゲームはなんと対戦格闘ゲーム!!
とゆかミカドで扱っている格闘ゲームは全部平成作品だろwwwww
対戦格闘ブームを生み出したストIIは平成3年(1991年)の作品だし、テロップでも「龍虎の拳 1992年発売」ってあるじゃん!(笑)
テレビで昭和末期のバブル時代の象徴としてジュリアナのお立ち台ギャルを映し出すことがあるけれど、むしろあの映像はバブルが崩壊した直後の出来事であって、だけれどあの見た目の華やかさからか多くの人はバブルという印象を植え付けられたんだろう。今回の放映はそれに近く、対戦格闘ゲーム全盛期=昭和という印象を持つ人がいるんだろうなあ…自分自身も20世紀は昭和という感覚だし(汗)
あと、中古アーケードゲームは安いみたいなことを解説してたのも疑問。対戦格闘ならば多く流通しているので安いかも知れないけれども、今ではコンシューマと同様値上がり気味どころか、同店にあるコナミの『グラディウス』の基板に至っては100万円オーバーするし、大型筐体モノやピンボールに至ってはゲーム代どころかメンテナンス代で相当なコストが掛かるし、むしろ古ければ古いほど高く付くのになあ…。
対戦格闘のインカムで他のインカムが微妙なゲームを維持している感じかな?それでも最近グラディウスシリーズのプレイ料金を値上げしたのを見ると、そうシンプルに問題は解決しなさそうだけれど。
●恵方巻を買った(先週の土曜の話)
半額セールで(汗)
全く記憶にないんだけれど、おそらく初めて恵方巻を買った気がする。地元では恵方巻文化がなかったので食べる機会は全然なかったんだけれど、美味しい物を食べる文化は余裕で受け入れます(笑)
●中学生が1,000円のカツカレーを食べるのがそんなに悪いの!?
将棋の藤井四段が勝負飯で1,000円のカツカレーを食べているのを批判している自称識者がいるけれど、なんというか情けない大人がいるよな…としか思えない。
ここら辺でラーメンやパスタを食えば1,000円以上するし、安いと評判のいきなりステーキも何だかんだいって1,500円ぐらいするし、マクドナルドで出前とれば最低でも1,500円以上頼まないと受けてくれないし、秋葉原のUDXで食事するにもやはりそれぐらい掛かるし、女子高生が毎日飲むスタバのコーヒーが一杯800円の時代においてむしろ1,000円って安くね?と思うし、これで贅沢と言っているようでは貧しい人間としか見えない。というか自称識者の金銭感覚、最低賃金950円の世の中において昭和どころか大正時代で止まっているんだろと言いたくなる。貧しいとさっき言ったけれど、金だけじゃなくて心も含めてだけど(笑)