本日はビクターエンタテイメントのメガCDソフト『慶応遊撃隊』が発売されて22周年となります!おめでとうございます!
幕末時代の日本(江戸)を舞台とした横スクロールシューティングで、竜に乗ったバニーの蘭未(らみ)を操り、迫りくるロシア軍やタヌキや七福神などに挑む、もはや何でもありなスチームパンク色の強い世界観が特色となっています。
すみません、ボキャブラリの足りない私にはこれ以上の説明は無理です(笑)
各所には粗いながらも取り込み画像のムービーシーンが挿入されたり、ゲーム中の演出も後半はやや地味になるものの(思えばR-TYPEも戦艦ステージ以降は地味な展開だったなー)なかなか凝っていて、独自性の高いキャラクターの設定が上手く活かされています。
ただ、本作で声優初挑戦となる菅野美穂(当時16歳!)による蘭未の演技は素人臭が気になるところです(彼女の名誉のために補足すると、4年後にセガサターンで発売された某タイトルでは見違えるように演技が上手くなっている)。
気になるゲームシステムですが、ショットは前方集中型と拡散型の2種類のみとオーソドックスで、オプションは2個までくっつけたり、それを飛ばして相手に大ダメージを与えるなど、ただ撃つだけではない、ややアクション性の高い作りとなっています。
ゲームバランスはやや粗いですが、プレイヤーキャラが大きめなゲームだけにオプションで当たり判定を変更できるのは有難いです。
本作の発売当初は「キラキラパッケージ」として特殊な紙ケースに収納されて発売され、中に同梱されたカードの種類によってプレゼント品が貰えるキャンペーンが行われました(ソフトが実家にあるので画像アップできません。すみません)。
一応私もそのパッケージを持っているのですが、残念ながらハズレのたぬきカードでした…
また、本作は店頭デモディスクなるものを作られました。ディスクだけでなく、ポップまで用意され、大して普及しなかったメガCDソフトとしてはここまで宣伝に力を入れたメーカーはなかったのですが、思えばビクターはワンダーメガ(メガドラとメガCDを一体化したハード)を出していたんだっけ(笑)
後に次世代機でアクションゲームやすごろくゲームとして関連作品が出ましたが、思い入れもあるせいか、私にとっての『慶応遊撃隊』はこれのみです。
白状すると、他のタイトルは一応は買ったもののまともにプレイしていなかったり(爆)