本日はセガのメガドライブソフト『TASTUJIN』が発売されて26周年となります。おめでとうございます!
ゲームセンターで稼動されたタイトーの縦スクロールシューティングの移植で、このメガドライブ版の開発はアーケード版も手掛けた東亜プランのスタッフによるもので、同社が初めて手掛けた家庭用ソフトでもあります。
東亜プランが家庭用での開発が初めてとのこともあってか、画面比率変更によるバランス調整が若干アーケードより厳しめだったり、BGMのテンポが早めだったりしますが、PAL環境で遊べばこの辺は解決できます(笑)
メガドラ版のために5周目まで用意されたエンディングが存在しますが、エンディングオチのネタって『ファンタジーゾーン』が元ネタでしょうか?
ちなみに『武者アレスタ』『魔法大作戦』などを手掛けた外山雄一氏はこの5周エンドのために5日間電源を入れっぱなしで挑戦したとのことです。どう考えても無茶な難易度のこのゲームをコンティニューしまくってでも達成したのはかなりの偉業です…
話は変わって、相変わらずレトロフリークをやっているのですが、インストール作業の中でついつい中断してゲームをやってしまいがち。それが普通なんだけど(笑)
レトロフリークがきっかけで久しぶりに遊んだファミコンソフトを適当にピックアップ。
●ゲイモス(アスキー)
見た目がセガの『ZOOM909』っぽい3Dシューティングなんだけれど、いまいち座標がわかりにくいのが難点ですね。もっともこの時代の3D表現は試行錯誤の時代だったので、その時代背景を体験する意味でも遊ぶ価値はあるかも?(無理に評価するならば)
ところでこのゲームのスタート時に流れるBGMのイントロが『スターウォーズ』っぽくて、当時は大らかだなと思った。そういや『ハイドライドスペシャル』(東芝EMI)も
まんまインディージョーンズだった(笑)
●ドナルドランド(データイースト)
「顔が怖い道化師が主人公」という時点でデコゲーオーラ全開ですが(笑)、今見ると背景が同社の『キャプテンシルバー』のまんまで(昼と夜の違い)、もしかしたらスタッフが共通するのでしょうか?
『キャプテンシルバー』のスタッフは後に『カルノフ』といったデコゲーの中でもかなりのデコ度を誇るデコゲーを手掛けていますが、そんな恐るべきスタッフをチビッ子向けのハードにソフト供給するなんてあまりにも危険すぎです!
そういや「投げたリンゴを武器だけでなく足場として乗ることができる」という今見ても奇抜なアイディアはまさにデコしか考えられないギミックでした。毒どく…