ここ数年音沙汰がなかったニンテンドー3DSのバーチャルコンソールですが、NEWニンテンドー3DS限定とはいえ待たせただけあってなんとスーパーファミコンソフトの配信が開始されました!
すでに昨日より配信開始で、配信タイトルは
・スーパーマリオワールド
・F-ZERO
・ゼルダの伝説 神々のトライフォース
・MOTHER2 ギーグの逆襲
・スーパードンキーコング
という王道中の王道作品ばかり!何だかんだいって無難に遊べるゲームって最終的に王道作品になりますからね。むしろマニアが喜びそうなタイトルは一般人にとって微妙なので、この判断は正しいかと。
ファーストサムライなんて配信されてもごく一部でしか喜ばないし(爆)
個人的にニンテンドー3DSではスーパーファミコンの配信は無理かな、と思っていたんですよね。
その根拠は以前、アンバサダープログラム限定で配信されたゲームボーイアドバンスソフトですが
画質がボケボケなのは諦めるにしろ、ファミコンやゲームボーイなどのバーチャルコンソール機能にあった「スリープ機能」「まるごと保存」がなく、さらに3DSを閉じた状態ではすれ違い通信が機能しないなど、かなり機能を省いた状態でのリリースだったんですよね。仕様としては、バーチャルコンソールよりもDSiウェアに近い作りといえばわかるでしょうか?(わからないだろうなあ)
ハードの規格や仕様に関しては自分は疎いので何も言えませんが、ゲーム的な作りでいえばスーパーファミコンソフトとゲームボーイアドバンスソフトは近いので、それまでスーファミソフトの配信がなかったのは「ハードパワーが足りないのかな?」と思ってたので、今回NEWニンテンドー3DSでの配信は納得するものがあります。
それにしても、プレイステーション2でさえメガドライブソフトの移植(SEGA AGES2500シリーズ)が困難だったのが旧3DSでようやく完全移植できたのに、その旧3DSでさえスーパーファミコンソフトが移植できないなんて、どれだけスーパーファミコンは高性能なんですか!(笑)
さっそく手持ちのNew3DSにダウンロードしました!
最初に起動させたのは『MOTHER2 ギーグの逆襲』。
さすがNew3DS!ハードパワーに余裕があるのか、以前発売されたゲームボーイアドバンス版に比べても音がかなりいいし、グラフィックもわりと綺麗だし、設定でドットバイドットにすると画面がやや小さめになるものの画質はかなりくっきりしてとにかく綺麗になります!不朽の名作が手元でいつでも遊べるのは大きいですね!
そして、今回の配信タイトルだけでも素晴らしいのに、今後予定されているラインナップもかなり豪華となっています!
- ・がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻
・ファイナルファイト
・超魔界村
・悪魔城ドラキュラ
・魂斗羅スピリッツ
・スーパーストリートファイターⅡ ザ ニューチャレンジャーズ
・スーパーマリオカート
・ファイナルファイト2
・ストリートファイターⅡ ターボ ハイパー ファイティング
・ロックマンX
・ファイアーエムブレム 紋章の謎
・スーパーメトロイド
・カービィボウル
・ロックマンX2
・ロックマン7 宿命の対決!
・スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー
・ロックマンX3
・ファイナルファイト タフ
・ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 - ・スーパードンキーコング3 謎のクレミス島
・ストリートファイターZERO2
任天堂だけでなく、WiiUバーチャルコンソールに力を入れているカプコンやコナミデジタルエンタテイメントも参入しているのが見所ですね。しかも超一級品タイトルばかり!
これで泣きながらGBAの魂斗羅ハードスピリッツを遊ばなくて済みそうです(爆)
今回の配信に合わせて、スーパーファミコンデザインのNEWニンテンドー3DSLLが発売されるのも注目です。
今回の販売方法でさすがだなと思ったのは「受注販売」ということ。これで足りなくて転売屋が暗躍することもなくなりそうで一安心ですね。
しかし、これだけ魅力あるデザインなのに販売開始が4月という遅さと、既存ユーザーのためにNEW3DS用のスーファミデザインのきせかえプレートが発売されたら最高でしたが、これは次の発表に期待するしかなさそうです。