世の中、非売品ソフトはゴマンとありますが、その中でも「遊べる」という点で気に入っているのが故クラブニンテンドーの景品としてもらえたニンテンドーDSソフト『ゲーム&ウオッチコレクション』
ヤフオクを眺めていたらたまたま目に入ったので、入札価格が安かったものに入札したらそのまま落札。
その落札価格は600円。
内容は「マルチスクリーンシリーズ」として発売された『オイルパニック』『ドンキーコング』『グリーンハウス』の3タイトル。元々2画面を使ったゲームなのでDSとは相性がいいし、移植度も申し分なし(再現できていないのは液晶の残像処理か?)。
何よりも現行機であるニンテンドー3DSに対応しているのが大きい。これで600円は安い!
実は『ゲーム&ウオッチコレクション』を3本持っていますが、どれも1,000円もしなかったと記憶しています。景品としてはもう手に入らないと思われますが、当時ポイントと交換した人が多かったのか、今でも中古ショップやヤフオクでは安価で手に入るはずです。
収録された3タイトルはDSiウェアで配信されているゲーム&ウオッチシリーズには収録されていないタイトルでもあるので、容易に手に入るうちに入手することをお勧めします!そして、収録タイトルが異なる2も1より相場が高いものの一押しです!
話は変わって、先週の金曜は久しぶりの休暇だったので久しぶりに秋葉原に行きました。
まずまんだらけで驚いたのが、メガドライブの『TVアニメスラムダンク 強豪 真っ向対決!』が16,000円だったこと!
アクレイム作品以外のスポーツゲーム(他機種版ではシミュレーションゲームだったけど、メガドラ版はアクション要素のあるスポーツゲーム)に定価の倍近くの値段が付けられたことにびっくりですが、まさか外国人によるニーズが高まったわけじゃないでしょうね?(笑)
まあソフトの発売日がセガサターンの発売後だったので出荷本数は控えめだったはずだし、発売当時としても自分もなかなか見つけられず、発売から数ヶ月後、学校からの帰宅途中に寄ったゲームショップでたまたま新品1,980円で売ってたのを見かけ、速攻レジに走ったぐらいです。それからしばらく店頭でこれを見たことはなかったなあ。
知り合いの秋葉原某Tの店員さんも、最近これが入荷したことがないと言ってたので、秋葉原では品薄なのは間違いないでしょうね。でも、やっぱ高い!
ところで自分は未チェックだったのですが、同じくまんだらけでSG-1000マイカードソフト『ガルケーブ』が57,000円で扱ってたという情報がありました!
その気になる価格は…なんと!
中古価格57,000円!
税込みで6万ほどですが、この値段をつけたと思われる田中さん、すげえ度量してるなあ(笑)
近年はアクションやシューティングゲームの高騰化が激しいですが、これが2万3万と上がってこの値段ならわかりますが、最後に自分が見た一万弱の価格から一気に6万だとさすがに驚くしかないというか(笑)
『ガルケーブ』はセガから発売されたソフトですが、開発したのはコンパイル。当時からコンシューマを中心としたシューターから評価高いメーカーですが、最近のレトロゲームブームから知った若いゲーマーからも知名度が高く、そしてこの『ガルケーブ』自体が海外未発売のため外国人によるニーズが高く、競争率が一気に上がってこの値段が付けられたのでしょう。
もっとも、本作の発売がSG-1000の次世代機であるセガマークIIIの発売から1年が経ってた上に、大容量を売りとしたゴールドカートリッジシリーズを展開していたので、いくらマークIIIでSG-1000ソフトが遊べるとはいえ、見た目が明らかにマークIIIソフトよりも劣るSG-1000ソフトでは購買意欲が弱く、あまり市場に出回らなかったと思われます。
肝心のゲームは、コンパイルとしては珍しい横スクロールシューティングで、スピード感と『グラディウス』(コナミデジタルエンタテイメント)っぽいパワーアップシステム(ただし複数の装備を付けられない)が売りで、グラフィックも音楽もSG-1000ソフトとしてみれば水準以上の出来です。ただ、敵の攻撃が序盤から激しすぎるのに、コンパイルシューティングらしくステージがひたすら多くて長いのは疲れます…それさえなければ文句なしの傑作なのになあ…。
…そんな感じで、せっかく秋葉原に行っても、レトロゲームは品薄ながらも売っていても高いので、結局BEEPさんでこれ一本だけ買いました…
裸カートリッジのスターフォックスの300円(笑)