昨日は埼玉の川口にてレトロゲーム&マイナーゲーム同人即売会「ゲームレジェンド」に行ってきました!
いつもだったら会場の模様をレポートするのですが、今回は諸事情でしません。
ただ、前回に引き続き今回も相変わらずの人混みで、会場の中を自由に回るには人の出入りが落ち着いた昼過ぎになってやっとでした。
私はお馴染みのサークルさんの挨拶まわりで、セガのST-V基板をプレイアブル展示していたプリパラおじ様おばをさん、勝手移植・ボス戦オンリーの『ダライアス』をプレイアブル展示(なんとオリジナル筐体をミニチュア的に再現!)してたラッキィさん、PC-6001展示をされているTiny ProjectのHashiさん、今月秋葉原で行われるMI68の主催者あるきちさん、過去にタモリ倶楽部に出演経験のある脱衣麻雀評論家のみぐぞうさんたちや、絶滅危惧種であるSMC-777の数少ないユーザー(?)のSOWさんをはじめ、ネットで知り合った多くの方々にお会いしました。
また、初対面の方々からも文字通り相次いで「宮田さんですか?」と声を掛けられて、そのことで横に居た連れのGallさんに後で笑われました。どんだけ顔が広いんだよと。腹回りの方が広いような(爆)
ブログでもメガドラファッションで参加すると書きましたが、今回はしまむらのセガハードTシャツ効果もあり、かなり多くの人がメガドラファッションでした。しかもあの人混みの中で個人を特定できた人が(数人とはいえ)いたのだから凄いですが、彼らいわく「全身からメガドラオーラを発してた人は他にいなかった」だそうで、どれだけ自分がメガドラ人間かと思いたくなりますが(ネタであることを信じたいw)、取り敢えず
どこにもいそうなただのゲーム好きである私に声を掛けて頂きとても恐縮です!
あと、自分でさえ忘れていたブログ内容までしっかりと覚えていただき、うかつに適当なこと書けないな、と反省しました…。とはいえここまで覚えていただけるほど読み込まれている事は事実なわけで、本当にありがたいです!
お会いした方の中で、がぶちさんからとても貴重なアイテムを見せていただきました!
「宮田といえばTHE功夫」という認識の方が多く、がぶちさんはそれにあわせて『THE功夫』のサンプルプログラムの5インチフロッピーディスクを持ってきてくださりました!
ディスクを所有するがぶちさん自身も詳しくはわかっていないそうですが、あとはから元関係者に聞いたところ、NECのPC-9801シリーズのMS-DOSで起動させるディスクとのことです。
他にもがぶちさんは主にNECハードでRPGを手掛けられたレイフォース社のサンプルディスクまでお持ちでした。
同社の『スタートリングオデッセイII』『スターブレイカー』のサンプルディスクで、何かの提出用と思われる感じで、CD-Rではなく、きちんと工場で焼いたものでした。
一緒にレイフォースがハドソン宛に送られたと見られる伝票も見させていただきました(担当者の名前がある部分は伏せさせてもらいます)。
これを見る限り、PCエンジンのサードパーティは商品を発売する際にハドソンにサンプルを提出させる必要があることがわかります。しかし、こんな処分されてもおかしくはない貴重な資料をお持ちなんて、ご本人は謙遜してましたが、がぶちさんは只者ではありません!
しかも、私に会うことを前提にこんな貴重なアイテムを持ってきていただいたようで、ものすごく感謝いたします!久々に興奮しましたよ!(特に功夫サンプル)ありがとうございます!
そのがぶちさんからレイフォース社のストラップをいただきました!
PCエンジン時代は個人で携帯電話を持つことがまだ珍しい時代でしたが、それ故に一般的には馴染みが薄かったストラップを販促品として作るなんて純粋に凄いな、と思いました。任天堂でさえもストラップはまだ馴染みが薄いからと、初代ゲームボーイに敢えてストラップ穴を付けなかったエピソードがあったぐらいですから(笑)
あと、Tiny ProjectのHashiさんからファミコン版『ソロモンの鍵』をいただきました!レトロゲーム高騰化の時代においてとても恐縮です…というか、同人誌を一冊も買ってないのに申し訳ございません…新刊出たら必ず買いますが(笑)
すでに持っているマスターシステム版とのツーショット!
実はファミコン版が全然見なくて、マスターシステム版の方を何度も遊んで、後に3DSのバーチャルコンソール版をクリアするまで遊びましたが、今回ようやくファミコン実機で楽しめます(笑)
そして今回も美人コスプレイヤーの村雨めろんさんとお会いしたので、まあツーショットをお願いしました!
前回に引き続き『サクラ大戦』のヒロインさくらのコスプレですが、相変わらず村雨さんもうアイドルのように最高に可愛くて、ゲームレジェンドは彼女にお会いする為に存在するんじゃないかと思うほどですが、そんな余計なことを書いたら彼女は怯えてしまうよな(爆)
いつもだったら村雨さんのご友人(女子大生!)に撮影をお願いするのですが、今回は諸事情でお休みで(残念!)、連れのGallさんを引っ張り出して撮影してもらいました。お二人とも色々とすみません…
もちろんコスプレイヤーさんは他にもたくさんいましたが、個人的に「ランドセルを背おってたから」という理由で『ロックマン』に登場するロールちゃんのレイヤーさんに撮影をお願いしました!
彼女は身長150cm以下という小柄さで、しかもランドセル。そんな彼女に声を掛ける私は完全に不審者(実際、後で色んな方に聞いたら幼女オーラを発していて声を掛けられなかった方が結構いた)で、いつ通報されても仕方ない状態でしたが(爆)、村雨さんに負けず劣らずの素敵さでもう最高です(*´꒳`*)
なみに写真に写っているランドセルはわりと普段から愛用しているようで、その頑丈さ、長時間背負っても疲れにくい作りがお気に入りだそうで、改めてランドセルの凄さを実感しました。普通に小学生が6年間も付き合うことになるアイテムだから、ある意味でブランド物並みの頑丈さを求められるんでしょうね。
今回の戦利品!
この中だとみぐぞう先生のスーパーリアル麻雀本が研究系同人誌の中だとレジェンド最大の目玉と言えそうです。価格にして3,000円しますが、この濃さ・ボリューム(なんと272ページもある!)で、麻雀のルールを知らない私でさえも買って損はしない読み応えでした!アーケード版&PCエンジン版のスタッフインタビューは読み応えあり!今まで明かされなかった裏話が特に面白かったです!
PCエンジンソフト『イースI・II』『天外魔境II 卍丸』開発の中心人物のひとり岩崎啓眞さんのサークルで同人誌を買うともらえた、あいざわひろし先生(メガドラのグレイランサーのキャラデザを担当)のエコバッグが可愛すぎて最高というか!
その岩崎さんとも当時の話を色々と聞いたのですが、自分が面白いと思って作られた通称「ぼくが考えたさいきょうのゲーム」が一般的には受け入れられないことを岩崎さんのデビュー作である『凄ノ王伝説』で思い知った事と、その反省から生まれた王道な作りの『天外魔境II 卍丸』に至る経緯(もっともハドソン側の指定)や、『天外魔境II 卍丸』の戦闘システムはファルコムの『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』にかなりを影響を受けて作られた話も興味深かったです(敵モンスターのHPが常に表示されているところ等)。
なお岩崎さんは、当時の開発環境をブログに書いたところで、開発現場に居ない外野がいちゃもんをつけることに苦言をしてましたが、Wikipediaを中心としたネット情報も含め、取り敢えず素人が語る業界話は信じないようにしないとダメですな、うちのブログも含めて(爆)
(注:元業界人である、じろのすけさんのブログは別格です)
「レジェンドレポートを書かない!」と言いながらも、そこそこ文章を書いてしまいましたが、マナーを守らない参加者が多すぎて会場ルールが増えすぎて、嫌になってレポートを書きたくなくなったのが真相なんですよね。昔と違って大きなイベントになったので、それ相応にルールを守らない人が増えていくのはコミケを見ても明らかですが本当に悲しいですね…
レジェンドに参加された皆様、当日はお疲れ様でした!次回レジェンドも参加予定なので宜しくお願いします!