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Channel: TVゲームをこよなく愛する駄目人間のブログ(略して「こよゲー」)
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ボス100連発!!

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メガドライブで発売された『エイリアンソルジャー』(セガ)開発元であるトレジャーのプログラマー(当時)NAMI氏の過去の発言によると、当初ボスが100体登場させる予定だったようです。
実際に発売された物は全部で25体(全25面)、セブンフォース楓の変形パターンもそれぞれ一体と数えても29体で、当初の予定の1/3~1/4程度となっています。
これはファンの間でもわりと知られていることで、実際に発売されたバージョンを「未完成」とし、「いつぞやセブンフォースが7段変形し、ボスを100体登場する完全版を作って欲しい」という意見も見られますが、これに関して私は今も昔も否定的で、商品として出たのは紛れもない完全版という考えです。
だって100体もボスがいたらクリアまでどれだけ時間が掛かるのよ?(笑)
 
 
そして、時が流れて『エイリアンソルジャー』の19年近く後に発売されたカプコンのニンテンドー3DSソフト『ガイストクラッシャー』
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こちらも開発元がトレジャーですが、なんとこのゲームにはボスが100体登場します。ザコ戦(道中)が短く、ボス戦メインの作りという共通点もこの両者はそっくりで、19年近く経ってようやく『エイリアンソルジャー』のコンセプトが達成できたことになります。しかし、実際に遊んでみたらわかるのですが、100体もあるとどこかで同じパターンを持つボスが登場したりと、思ったほどバリエーションが多くないという印象なんですよね。『ガイストクラッシャー』の場合は一話一話の間にイベントが挟む(中断がある)のでそれほど気にならないですが、連続性のある『エイリアンソルジャー』でそれは致命的です。
 
『エイリアンソルジャー』の場合は、マスターアップ直前まで仕様が変更されるなど(ゼロ移動爆走もその時に搭載された)、現場が切羽詰った状態が故に100体を実現できなかったと思われていましたが、実際に理由のひとつとしてそれもあったかと思いますが、作っているうちに似たようなボスが出来てしまったから、数よりも密度を選んだんでしょうね。おかげでパターンはある程度決まっているけれどアドリブ性もある絶妙なバランスのゲームに仕上がったと思っています。
 
前にも書いた気もしなくはないですが、この後トレジャーは、2014年に続編(2というより1.5的な)『ガイストクラッシャーゴッド』と、Steam版『斑鳩』を出して以来、音沙汰が全く無いんですよね。デベロッパーとして見えないところで動いている可能性もありますが、会社の規模から数年にも渡って表に出ないような大きなプロジェクトに関わっているとは思えず、それも怪しいところです。つまり、トレジャーの実質の活動は、実情を知らない我々からするとこの2014年が最後になりますね。
 
つまり、『エイリアンソルジャー』でできなかったボス100連発を、違った形とはいえ実現させた『ガイストクラッシャー』で実現させたのを見ると、トレジャー事実上の最終ソフトとして有終の美を飾ったともいえます。
ファンにして見れば勝手に終わったと言うなと反論ありそうですが(汗)
 
ところで『ガイストクラッシャー』ですが、やや低年齢層に向けたモンハンフォロワー的な作りですが、トレジャー作品の十八番でもある属性の要素があるので、過去のトレジャーファンで本作が気になったら是非試してください!どうせ新品でも500円以下で売ってるし(爆)
 
 
 
 
 
●ヤフオクでゲット
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・餓狼伝説SPECIAL(GG裸)
・スピンペア(PCE裸)
 
あわせて2,000円で落札。
 
実家に帰省した際にゲームギア版ガロスペを探してたのですが、見つかったのが箱と説明書だけだったので、仕方ないのでヤフオクで落札。対戦用に2本買ったのにどこへいった…。ゲームとしては本当に素晴らしい出来で、見た目の再現度だけが高かったスーファミ版よりも出来がいいぐらいです(笑)

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