先月の話となりますが、ヤフオクでファミコン用データックのミニカセット『DATACH バトルラッシュ』(バンダイ)が30万で落札されたことが話題となりました。
ゲームを遊ぶために欲しいがる人以上にゲームコレクターに人気が集中してこの落札価格となったんでしょう。もっとも、このソフトが発売された1993年頃まで新作ファミコンソフトを買い続けた人はそういなかったので当然出回りも少ないだろうし、自分の中でこの価格は納得です(笑)
また、ファミコンは世代問わず幅広い層に人気があって、最近言われている海外勢だけでなく、ファミコンをリアルタイムで体験していない若い世代も年々参入しているので、本作に限らずレトロゲームは全てのゲームコレクターの手に行き渡るどころか、少ないパイを奪い合っている状態が続くといっていいでしょう。特にファミコンソフトをコンプリートを目指している人は、持っていないタイトルが市場に出たら瞬時に押さえないと10年以上市場で見かけなくなる事態もあり得ます。自分の場合はそれがたったの26万で買い逃したメガドライブ版『テトリス』(セガ)になるのですが(涙)
それにしてもホント、若い人の意欲は凄いですよ?
我々ファミコンをリアルタイムで体験している世代だと昔の相場を知っているせいか今の高騰化した相場で買うのは躊躇してしまうのですが、今の子は当時の相場を知らないので今の高い相場こそが基準なのです。だから彼らは恐いもの知らずに高い価格でも平然に買いまくっているのです。高額でビビッているのはおっさんコレクターだけでしょう(笑)
私の知り合いであり、レトロゲーム通販ショップ「レトイング」の専属絵師(?)の重ロム先生なんてレトロフリーク買ってから8ヶ月の期間で60万のレトロゲームを購入しているとのことです。しかも彼はまだ十代!!
「これが若さか…(byクワトロ・バジーナ)」
現在の高騰化で「今からレトロゲームを始める人が可哀想」と言われても、彼にとっては新品としての流通が終わった骨董品を今から集める無謀さは覚悟の上だろうし、彼に対し「昔はワゴンでしたよ…」と言ってもその時代を知らない上に煽りでしかなりません(自分も気をつけないといけないな)。今の相場で買っている人には納得の上で買っているわけで、当時安く買えた人は単に運がよかっただけですから。
また、「しばらく待てば安くなるでしょ」というアドバイスもよくわからない。確かに安くなる可能性もあるだろうけれど、それが何ヶ月、何年先に暴落するの?もしそのくだらないアドバイスで見逃して次のチャンスがなかったら責任取れるの?と言いたくなるんですよね…というか26万のメガドラテトリスの悪夢を経験するとそう言いたくなります…(しつこい)
脱線してしまいましたが、今回の『DATACH バトルラッシュ』のように高額で取引されたソフトについて、「ゲーム内容で言えばそこまでの価値はないよ」という意見も見られますが、買った人間からすればそんなの知らずにこんな大金を出すはずがないでしょ!(笑)
前回のメガドライブソフト『メガアンサー』(セガ)を30万で落札した人も「クソゲー以前にゲームじゃないじゃないか!」と怒ってはいないでしょうし、『ドラキュラハンター』(テクノン工業)を数百万で買って「こんな金払うんならば他の基板をたくさん買えばよかった…」という声も聞かないですからね。
そもそもこの数年でドラキュラハンターの取引があったのかは疑問ですが(笑)
● ダライアス30周年記念「DARIUS 30th ANNIVERSARY EDITION」発売!
>『ダライアス』の稼働30周年を記念して、数量限定生産による「DARIUS 30th ANNIVERSARY EDITION」を2017年2月23日にECサイト エビテン[ebten]専売商品として発売!本日11月4日(金)より同サイトで予約受付を開始いたします!
PS4アーケードアーカイブス版『ダライアス』がパッケージ化して、しかも歴代シリーズのサントラCD、攻略DVDがついて13,800円はマニア向け商品としてはかなり勉強した価格に思えますね。ちょっと前に予約が終了した『バトルガレッガ Rev.2016 Premium Edition』(エムツー)といい、ファンのツボを押さえた同梱物は本体持っていなくても欲しくなります。というかPS4持ってないのにガレッガ予約したし(爆)
ちなみにスーパーファミコン版『ダライアスツイン』の日本版と海外版とではBGMに違いがあることを今回の同梱内容で知ったので、個人的にはそこが気になりますね。
●セガが東京五輪公式ゲームソフトの世界販売権を独占取得
これで危惧しているのは同じくセガがメガドライブで出したオリンピック公式ソフト『オリンピックゴールド』(セガ/USゴールド)事件
このソフトは8ヶ国語に対応しているのですが…
なんと!日本語なし!!
開発元が海外の企業とはいえ、販売元は日本の企業のセガ。せっかく公式スポンサーになったのにこれじゃ台無し!東京オリンピックもそうならないようお願いします!
●マジンサーガ攻略あれから
鬼のように強かった5面のネガティブマジンガーを倒し、終盤のボスオンパレードステージに突入。全体的に初登場時よりも強くなっているのですが、4番目のボスのバスタークローが異様に強くてここで詰まっています…。このステージ、背景が美しいのですが、手前の雲が壁となってバスタークローの尻尾部分が隠れて見えないのが辛い。高校生当時、あまりにもの難易度に投げて友人に貸したらクリアして返されたんだけれど、よくこんな難しいゲームをクリアしたよな…。
ところで、5面道中最後のネガティブマジンガーの対処方はどうやってやるんだろう?タイミングがシビアすぎて残機潰してクリアしましたが(汗)
当日は私は諸事情で午後からの参加となりますので関係者の皆様(?)宜しくお願いします!
ちなみに私のお気に入りの女性コスプレイヤーの村雨めろんさんが就活前の最後の参加とのことで今回でしばらくの見納めになりそうです…(´;ω;`)ブワッ
●ナツゲーミュージアムにレアゲー出現!
レアゲーといっても自分が初めて見ただけですが、作品そのものが自分が生まれた1977年に稼働したのだから仕方ない(笑)
こんな骨董品が筐体ごと現存していることに驚きを隠せないのですが、本作は1977年にジャトレが出した『ハスラー』で、プレイヤーは蛇みたいなキャラを操り、壁や自分の尻尾(?)に当たらないように得点パネルを取り続けるといった内容です。アメリカのグレムリン社から出した『ブロッケード』のフォロワー作品とのことです。
見た感じがBASICで作られたゲームのように感じますが、方向ボタンが上下左右独立したボタンなので、まるでパソコンのテンキーで操作して遊んでいる感覚です。レバーではないので上手く操作できず、両手の指をそれぞれの方向のボタンの上に置いて操作していました(笑)
今回の機会を逃すと一生遊べない可能性もあるので、ゲームレジェンド帰りに遊んでみてはいかがでしょうか?