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Channel: TVゲームをこよなく愛する駄目人間のブログ(略して「こよゲー」)
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カルブレ遠藤氏発言で気になること

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先日のゲームレジェンドでBEEPショップさんのブースで買った『EXTREmag.#2』の見所の一つとしてカルチャーブレーン遠藤一夫氏のインタビューが掲載されていますが、そこで気になった幾つかをピックアップ(未読の方に配慮して本書について詳しくは書きません)。
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・アーケード版ドンキーコングの製造にはカルチャーブレーンが関わっていた
私としては任天堂史に刻まれるべき新事実です(笑)。ファミコンに参入する前から任天堂との接点があったのか…
 
・異種格闘技を題材にしたのは(1987年に出たアーケード版飛龍の拳以前に)無かったんじゃな?
言われればそれ以前は思い当たらないな。ちなみにカプコンの『ストリートファイター』(カプコン)の発売は本作の数ヵ月後で、もしこれよりも遡るならば『イー・アル・カンフー』(コナミ)があるけどあっちは武器を使うキャラがいるからノーカウント?確かに遠藤氏が仰る通り対戦モードはあった方がインカム稼げたかも知れない(笑)
 
・スーパーチャイニーズがナムコットブランドになった経緯
一言云うと昔は大らかだなと(笑)
しかし、ナムコットブランドとしての販売権を巡って(?)データイーストの『カラテチャンプ』と争っていたのは意外。しかもナムコットサンキュー(3,900円)シリーズ第一弾として選ばれたのだから、それだけナムコのスーチャイの評価が高かったことを伺わせるし、実際に80万本以上の売り上げに繋がったのでやはり当時のナムコットブランドの影響力は絶大的です!ところでもし『カラテチャンプ』がナムコットブランドだったらカートリッジで出る予定だったのかな?(実際のデコが出した商品版はディスクシステムだった)
 
・シェラザードもナムコットブランドで出す予定だった
直前までナムコットブランドで発売されることが決まったものの、大ヒット作『プロ野球ファミリースタジアム』の発売が先行することになり、『シェラザード』の発売が数ヶ月先になると言われたので自社ブランドでの発売となったようだけれど、もしナムコットブランドで出していたら『デジタルデビル物語 女神転生』『貝獣物語』『マインドシーカー(笑)』に並ぶ、ナムコット高難易度RPGとして名を残していたのかも知れません。とゆか『シェラザード』をノーヒントでクリアした人は…やっぱいるんだろうな。
 
・(スーパーチャイニーズ2は)アクションRPGというのは業界では初
インタビューの中で一番首を傾げたのはコレ。確かに『ハイドライド』(T&Eソフト)はアクティブRPGと名乗ってたし、『ゼルダの伝説』(任天堂)はアクションアドベンチャーを名乗っていたし、日本ファルコムのタイトルも初期はアクションRPGと名乗ってた記憶もないけれど、かと言ってスーチャイは当時はアクションRPGではなく「おもしろRPG」と名乗ってた気がする。というかこれを調べるために久々にスーチャイ2を起動させた(笑)
 
・サンシャインでゲームショーを行うためにキドカラーを500台購入
久々に聞きました、日立のキドカラー(笑)
あと、キドカラーを転売に使われるんじゃないかと日立の幹部10人がゲームショーに偵察したという話は面白かった(笑)
 
・(1988年に)ジャスコや長崎屋を丸囲みでゲーム大会をやったのはウチがはじめて
確かにジャスコや長崎屋でゲーム大会をやったのは初めてかも知れないけど、その3年前にハドソンが全国キャラバンをやってたことを思うと「はじめて」と強調するのはどうかと(笑)。しかし、これが成功し、カルチャーブレーンの、そして『飛龍の拳』の名が広がったというのは以降のシリーズ展開を見ると、TVCMだけでなく実際にユーザーに触れるきっかけを作った遠藤氏の手腕はなかなかだと思います。しかし、その裏で遠藤氏は日中は開発をこなし、深夜はオーナーさんへの営業をこなし、移動時間を使って睡眠って…これでよく過労死しなかったな。
 
他にも、日本ゲーム(カルチャーブレーンに社名変更する前の社名)創立前の話や、ブロック崩し、インベーダーブーム時代の話、玩具屋の信頼を得るために社名を変更する話など、今まで語られることもなかった80年代後半の初期カルチャーブレーンを知るための資料としてもかなり読み応えある内容だと思います。私はこれだけの記事だけでも3,000円払った価値がありました。というか、カルチャーブレーナーは買え!(笑)
 
 
●コロコロアニキを購入
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毎号買っているので「●●のために購入!」ではないのですが、今回の目玉はこれ
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『バーコードファイター』(小野敏洋)の新作読みきり!
90年代初期にブームとなったエポック社の人気玩具『バーコードバトラー』を題材にしたバトル漫画の新作読みきりですが、美少女ヒロインの桜が連載して11回目にして男の娘(当時はそんな言葉なかったけど)だったという事実が明かされ、当時のチビッ子たちの性癖を歪ませたたいへん罪深い作品ですが、センターカラーにある「禁断のまんが」というのはまさにこれを指しているんだろうな。
あ!そうか!コロコロアニキの「アニキ」ってまさか…
アーッ!!
 
ところで今回のコロコロアニキの基板紹介コーナーはカプコンの対戦格闘ゲーム『ストリートファイター ザ・ムービー』
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前回の『チャタンヤラクーシャンクー』(ミッチェル)といい、狙っているなあ(笑)
 
 
 
 
●ポケモンゲット!
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ポケモンGOにも目をくれずにいた私もつい『ポケットモンスターサン』(ポケモン)を買ってしまいました。もう片方のムーンは?と言われそうですが、貧乏のわたくしがそんな予算あるわけがない(涙)
その代わり(?)『ワンピース 大海賊闘技場』(バンナム)を買ってきちゃいましたが(笑)
 
しかし、ポケモン最新作を買っても前作、前々作はまだクリアしてないんだよなあ…
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ワンピースに至っては一番最初に出た『ワンピース アンリミテッドクルーズスペシャル』以外は未開封という…
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さっさと『妖怪ウォッチ3テンプラ』(レベルファイブ)をクリアしないとな…

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