一部のファミコンコレクターの間でバンダイナムコのファミコンソフト『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境』のバージョン違いが発売から30年目にして発見されたことで話題になっているようですが、このバージョン違いに興味持った私は
「このイベントに参加しない手はないッ!!」
と張り切って秋葉原に行ったら…
これ一本しかなかったという…
誰だよ!あれだけ在庫があった妖怪大魔境を買い占めた奴は!(棒)
…これがマニアの買い占めによるレトロゲーム品薄化問題なのか…
とはいえ、同じタイミングで同社のメガドラの傑作パズルゲーム『メガパネル』の裸が300円で買えたのでヨシとしましょう(笑)
今回買ったカートリッジは残念ながらノーマル版で、世の中に出荷された妖怪大魔境(ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境の略称)は120万本以上あるので、それを調べるには膨大な時間と予算が掛かるので、とてもじゃないけど心が折れそうだ…
ところで今回の件で思い出したのが、今から15年前、レトロゲーを扱ってた頃の秋葉原のメディアランド(現ゲオ)でこの妖怪大魔境(ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境の略称)の店頭サンプルが、『迷宮組曲 ミロンの大冒険』(コナミデジタルエンタテイメント)の店頭サンプルと一緒に店頭で売られていたんですよね。
『迷宮組曲 ミロンの大冒険』は白いカートリッジにプリンターか何かで貼られた簡単なものでしたが、妖怪大魔境(ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境の略称)は市販版のカートリッジ同様、緑色のバンダイ仕様のカートリッジに、市販版のラベルがそのまま貼られていたものでした。ただ唯一違っていたのが、
画像の赤枠の部分に「サンプル」というスタンプ(?)が押されていたんですよね。とても消えやすいスタンプだったのか、店頭で見かけたサンプル版のそれは消えかかっていたので、もしかしたらその店頭サンプルが中古市場に出回ったと考えられます。当時、アニメも大ヒットしていた作品のゲーム化で、実際にミリオンヒットしたゲームだけに宣伝もかなり予算を掛けていたはずで、店頭サンプルの本数もそれに比例してかなり多く出回ったはずで、もし店頭サンプルがそのバージョン違いならば目撃情報が幾つかあったのも納得します。
とはいえ、この店頭サンプルがそのバージョン違いと確定したわけじゃないですが、やはりというか、この店頭サンプルを非売品コレクターで知られるじろのすけさんが押さえていました。所有しながら起動確認はしていなく、肝心のソフトが実家にある為に直ぐにはチェックできないそうですが続報がとても気になるところです(ご本人も早く確認したいと仰ってたので割りと早く検証結果がわかるかも?)
●秋葉原フレンドでの戦利品
・ポパイ
・SD飛龍の拳外伝
・カービィのピンボール
・RPGツクールGB
・夜行虫GB
・グランディアパラレルトリッパーズ
裸ゲボ(ゲームボーイの略称)ソフトそれぞれ100円(税込)
フレンドでは説明書だけの販売も行っていますが、特にやたらと『スーパーマリオブラザーズ』(任天堂)の説明書が大量に100円で売られていました。本作は説明書のバージョン違いが存在するので、バージョン違いコレクターの方はこちらもチェックしてみてはいかがでしょうか?
この中で今回未プレイであったサウンドノベルの『夜光虫』(アテナ)を起動チェックを兼ねて少しだけレトロフリークにてプレイ。
小さい文字フォントで漢字が使われていることもあって、読みやすいようにふりがな機能が搭載されているのがゲボ(ゲームボーイの略称)ソフトとしては斬新だけど、そもそもこんな小さいフォントで無理矢理、漢字を再現しているから厳しいよな。
ファミコンでは『忍者龍剣伝』(コーエーテクモゲームス)や『メタルスレイダーグローリー』(HAL研究所)が小さい文字フォントで漢字が使われていたとはいえ必要最低限の漢字しか表示されなかったから問題なかったですが、この『夜光虫GB』はノベルゲームという特性上、全編に渡ってかなりの漢字が使われているので、ゲボカラ(ゲームボーイカラーの略称)の暗い液晶の実機でこれを遊ぶのは目にダメージがありそうです…こんな見辛いフォントで普通に遊んでいた昔の人はすごいな…