先日、久し振りにモスに。
以前までモスバーガーは高いイメージがあって滅多に行かなかったけれど、それまで安っぽいイメージだったマクドナルドが微妙に値上がりしてきたせいか、かえってモスが高く感じない(笑)
それなりに腹を満たすにはマクドもモスも1,000円は余裕に超えるんだけれど、駅前のラーメン屋に行ってもやっぱり1,000円は超えるので、外食で安く済ませようと思うのが無茶かもしれない…(汗)
それはそうと北海道の最低賃金は800円以下らしいけれど、一時間働いても食事一回分にさえならないなんてブラックもいいところだ(汗)
話は変わって先日、秋葉原のBEEPで同人誌を2冊購入しました。
・女神転生~三十年”誌”~
・EXTRAmag.夏号
『女神転生~三十年”誌”~』は、バンダイナムコエンタテイメントのファミコンソフト『デジタルデビル物語 女神転生』のみを題材とした同人誌ですが、膨大な関連資料、関係者インタビュー、様々な考察など、圧倒的な情報量で作られたその内容はもう商業誌レベルに匹敵します。
資料に関しては当時放映されたよしもと興業タレントによるTVCMやゲームソフトを取り扱われた雑誌まで紹介されてますが、これを読んで自分は小学館の学年誌を読んでメガテンについて知ったんだよなあ…としみじみ。もちろんこの時は開発元のアトラスの存在なんて知るはずも無く(当時はデベロッパーなんて表に出ることはなかった事情がある)、後にアトラスがスーパーファミコンで『真・女神転生』を発表した時に「なぜ名も聞かないような会社がメガテンの新作を出すんだよ!ナムコが作れ!」と文句言ってたのをしっかりと覚えています(笑)
電子書籍として配信されているので興味ある方はチェックを。成沢大輔さんが生きていたらもっと濃い同人誌になってたんだろうなあ。
『EXTRAmag.夏号』は、BEEPショップが発行している同人誌。今回はジャレコやホワイトボードなどで活躍したグラフィックデザイナーANO清水氏特集と、今は亡きコンパイル社員座談会。
コンパイル座談会で興味深かったのは、同社が開発し東亜プランが発売した『武者アレスタ』ですが、パッケージには記載されてませんが実質ナグザットのゲームということ。
パッケージにある「激闘ロボットシューティング」というコピーはナグザット側の案だったり、同じくナグザットからBGMを和風サウンドにするよう支持があったようで、東亜プランはあまり関わってなかったそうです。もっとも販売元に関しては発売まで色々とあったようで、最初にセガに話を持ち込んだけれど蹴られて後でセガは後悔したりとか、一般向けに専門誌で発表された時は販売元がエーワンという会社で発表されたりとか(笑)
他にも開発コンパイル、販売ナグザットのPCエンジンスーパーCDロムソフト『スプリガンmarkII』はガンダムのオマージュとして作られたソフトとして知られていますが、演出部分を担当してた人は当時レッドカンパニー(現レッドエンタテイメント)で作業してたそうですが、同じくレッドカンパニーに在籍してた明貴美加さんがガンダム0083の仕事をしてたので気まずい空気が漂ってたとか。ガンダム作っている直ぐそばでガンダムのパクリをやってたなんてある意味で凄いよな(笑)
ちなみにその時のレッド全体としては『天外魔境II 卍MARU』の開発をやってた頃だそうです。あの頃の広井王子さんは凄かったなあ。手掛ける作品みんな大作主義で豪華だったし。
ちなみに私が最後にクリアしたレッド作品は3DSの『ファイアーエムブレムif』(任天堂)だったりします(笑)